萬々堂通則(まんまんどうみちのり)の期間限定スイーツ「糊こぼし(良弁椿)」をいただきました。
萬々堂通則の「糊こぼし(良弁椿)」は期間限定スイーツです。
お水取りの時期になると、東大寺周辺の和菓子屋さんの店頭に、椿のお菓子が並びます。
2月初めから3月中旬までの期間限定で販売される生菓子「糊こぼし」を買ってかえりました。
花びらが紅白なのは、二月堂の下にある開山堂の庭に咲く椿を模しているからです。
なぜ良弁椿と言うのでしょう?
「良弁」とは、東大寺の初代別当です。
幼少の頃に鷲にさらわれて、二月堂前の杉の木に引っかかっているのを助けられ、僧として育てられたと言われています。
ここに生えている古木の椿を良弁僧正にちなみ「良弁椿」と呼ばれているそうです。
良弁椿は奈良の三椿として知られています。
糊こぼしの椿の花が見たい!しかし、ここで注意!
二月堂の下にある開山堂に椿を見たくて足を運んだのですが
開山堂の門は閉じられています。それもそのはず、通常は中へは入れないのです。
良弁僧の12月16日のみ良弁像が秘仏開扉され、拝観することができます。
加えて椿の開花時期は3月後半くらいとのこと。その時期には開山堂の門のすきまから、ちらりと
椿を見る事ができるかも?
では、せめてこの時期だけのスイーツを買って帰りましょう。
萬々堂通則の「糊こぼし」
紅白の練りきり(赤2枚白3枚)で花びらを作り、黄身あんで作った花芯を包みこんだ生菓子です。
バラ売りでも買えますが、この椿の箱がほしかったので、3個入りを購入。
お値段は1個400円。3個入りは1350円です。賞味期限は翌日まで。
私は奈良市もちいどのセンター街(近鉄奈良駅から徒歩5分)のお店に予約してから、買いにいきました。
もちいどのセンター街:奈良県奈良市橋本町34
地元の人も毎年心待ちにしている人気スイーツで、日持ちがしないので、販売個数が限られています。
どうしても食べたい人は予約するのがおススメです。※生菓子なので、ネットでのお取り寄せは不可です。
お店のHPから。
糊こぼしは2月1日(木)より店頭販売させていただきます。
インターネットでのご予約は受け付けておりませんのでお電話・FAXにてご連絡ください。
TEL 0742-22-2044
FAX 0742-22-1612
お気に入りのポットでお茶を入れて早速いただきました。
ポットはフランス紅茶専門店のアンシャンテさんのカモミールという、南部鉄器カラーポットです。
直火にはかけられません。ポットの中にはステンレスの茶こしがついていて
紅茶はもちろん、私は日本茶、ほうじ茶、緑茶、和菓子をいただくときによく使います。
小ぶりで、自分だけのティータイムを楽しむのにピッタリの大きさです。
この季節にしかいただけない、スイーツ。機会があれが是非召し上がってみてください。