東大寺【お水取り】にちなんだ奈良のお土産・行法味噌を買いました。
お水取りが行われる東大寺の「二月堂」は、大仏殿(金堂)から猫段を過ぎてさらに登ります。
東大寺の境内は広く、南大門から二月堂まで歩いて約10分です。
東大寺でいちばん高い場所にあるので、舞台からは奈良市街が一望でき、夕陽の絶景スポットでもあります。
二月堂からいちばん近い休憩所に「龍美堂」があります。
受納所の隣の南茶所「龍美堂」(りゅうびどう)の茶釜は圧巻
龍美堂に入ると、すぐ目に飛び込んでくる茶釜。お店の方に聞いたところ200余年の歴史ある茶釜だそうです。
今も現役で、この茶釜でお茶を出してくださいます。
店内には大黒様がおられます。2ヶ月に一度 大黒様の日が決まっており二月堂のお坊様が来られておつとめをされるそうです。
こだわりの「わらび餅」は、プルプルのわらび餅の上に、特製黒蜜ときなこ、抹茶、砂糖がかかっています。
夏場は冷たいわらび餅、冬場は温かいわらび餅が登場します。
「あまとうさん」「椿ねえさん」も人気です。
雑誌「クロワッサン」にも掲載された東大寺二月堂名物「行法味噌」
龍美堂には、ここでしか買えないおみやげ「行法味噌」があります。
※包装紙には洋画家・挿絵画家の杉本健吉氏による「椿」や「東大寺二月堂」が書かれています。
東大寺に古くから伝わる秘伝のおかず味噌です。
こちらは、行法味噌 お水取り図 90g(袋入り)650円(内税)
豆、ごぼう、ごま、砂糖を原料に東大寺秘伝の製法で作られ、防腐剤等が一切入っていません。
このお味噌を食べると行力(ぎょうりき)が増すと言われていて、修二会の練行衆もご飯のお供にいただくそうです。
- このまま温かいご飯やおにぎりに。
- お野菜のディップソースとして
- お茶漬けに
- こんにゃくや、なすびの田楽に
- パンにつけたり、お酒のおつまみに。
- マヨネーズともあうそうです。
店内で試食もできます。特に毎朝食膳の少量は、食欲を増し一日の活力のもととなります。
栄養と神通力の入ったお味噌ですね。
「龍美堂」(りゅうびどう)
近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通バス市内循環外回りで4分。
大仏殿春日大社前下車、徒歩15分
電話・FAX 0742-23-6285
普段の営業は9:00~17:00ですが、変更される場合もあります。
※二月堂の授与所や龍美堂のあるエリアは、お松明の時間には入れませんのでご注意ください。