スージークーパーと私の出会い

イギリスの女性陶器デザイナー「スージークーパー」をご存じですか?

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私は結婚して、かれこれ25年ほどになりますが、新婚当初はカントリーインテリアが大好きでした。そのころは専業主婦で、結婚してすぐに子供に恵まれたため、家の中で過ごす時間が長く、好きなものに囲まれて暮らす事を強く願っていました。

折しも、世は雑貨ブームでした。私は地方に住んでいましたので、東京にたくさんある雑貨屋さんに、憧れいつか、思いっきりカントリー雑貨屋さん巡りをしたいと思っていました。

その中で、今はクローズしてしまいましたが東京・自由が丘にある「TWICE」は、エッセイストでもあるオーナーの王由由さんが、とても素敵な方で、東京に住んでいる友人に頼んで、買い物をお願いしたこともありました。。由由さんの著書「家で楽しむウィークエンド」は、もう隅から隅まで、眺めつくしていました。

憧れのカントリー風のいろいろな雑誌や洋書を眺めているうちに、お家には必ずというほど、イギリスやフランス製であろうアンティークのテーブルウェアが置かれいるのに気づきました。暖かさとその存在感にどんどん私も魅かれていき、探す日々のはじまりです。

最初は、ほうろうのテーブルウェア、ブレッド缶などを主に通販で取り寄せていました。今ほど、インターネットも普及していなかったため、雑誌や本の情報が頼りでした。

由由さんのウィークエンドハウスの素敵なこと!オールドパインの家具、ホーロー、レース、アンティークでまとめられた全てが憧れでした。

その中の、素敵なパインの飾り棚の上に、ちょこんとピンクのバラ模様の食器があったのです。ミルクジャグとシュガーボールでした。「パトリシアローズ」というシリーズ名のアンティーク食器であることを後から知ることになります。

私とスージークーパーとの出会いです。

私の今でも続くスージー探しの旅はここから始まったのです。

 

 

 

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